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裏側の感じです。あえて木を燻ませるように大工さんが考えたようで、無塗装になっています。州浜(すはま)軒瓦です。鎌軒に似ていますがこちらの方が、予算的にかなりリーズナブルに仕上がります。 正面右側の感じです。旧家らしい雰囲気が日本の古き良き時間を蘇らせてくれた見たいです。

宮城県大崎市


この現場でのコンセプトは、和瓦と板金で織りなす数寄屋風のイメージを洋風平板瓦で表現したいというお施主様からの要望で、本来の平板瓦のイメージと違った現代風和モダンのイメージに仕上がっています。見えない板金との繋ぎ目には一工夫しており、雨仕舞も完璧になっています。瓦と板金の職人技術が生み出した新しい形のモダン数寄屋タイプです。

瓦技能グランプリ競技架台完成写真


2012年福島県で開催された全瓦連技能グランプリの競技架台完成の写真です。実際の現場ではこのようになる箇所はないとは思うのですが、技術の競技会ように設計されたとても奥の深い架台となっています。ほとんどの瓦が加工してあるのですが、競技では切断用電動工具は使用禁止なので、瓦用ハンマーもしくはタガネと呼ばれる瓦加工用の特殊工具と押切カッターと呼ばれる特殊工具のみで加工しています。その際、競技会なのでmm単位の精度で評価されます。割れや欠けはもちろん減点対象になるので、競技開始から終了まで片時も息が抜けない状態で競技を9時間行います。参加した人間なら体験すると思いますが、ギャラリーの方が何百人いても誰も見えませんし、何も聞こえないほどの集中力が続きますので、作業中断の合図がかかると手や足が震えるほどでした。素晴らしい経験をさせて頂きました。

瓦加工の様子


本来、瓦は焼き物なので同じように成形し同じように焼成しても、粘土の性質や窯の場所、焼成した季節・気温・天候など様々な条件の違いで多少なりともねじれが生じます。そのねじれを組み合わせそれでも矯正しきれないものは加工をします。最近では加工の必要のない瓦の構造をしているものもあるのですが、美味しい食べ物には手がかかりインスタントは簡単だけど当たり前の味しかしないのと同じように、技術も手がかかるからこそ味わいや品が出るのだと思います。写真は一般の瓦ですが、国宝や文化遺産のような建物は比べ物にならない位手間がかかっています。一つの工事とは言っても、職人にとっては芸術作品を作ると言っても過言ではないと思います。この気持をいつまでも忘れずにいたいと思います。そして、この精神をつなぐ事こそが伝統の技術を伝承することなのかもしれません。

宮城県塩竈市


宮城県塩竈市に古くからあると神社の風景。秋の紅葉に歴史を漂わせる瓦の風景が何気ない景色の中に癒しの空間を作り出していました。必ずしも新しいものがいいものではない日本の風景の一つかも知れません。

宮城県大崎市


大崎市にある民家の一角からの風景。春を彩る桜をバックに瓦と庭木のバランスが素敵です。意外と住んでいると気づかない角度での風景が素晴らしい時があることを皆様はお気づきになられてますか?そこには、素晴らしい日本の風景があるかもしれません。

栗原市志波姫


重厚感のある塀傘。東日本大震災にも耐えました。躯体の岩の方に若干の亀裂は入ったものの、瓦そのものはほとんど痛みませんでした。周りの住宅は地盤の関係かかなり被害が出た状態でした。

宮城県仙台市


東日本大震災で耐えた100年以上前の板蔵です。当時葺かれていた瓦は大きくは傷まなかったのですが、土台が玉石だったため土台から建物がずれてしまったため、余技なくクレーンで動かすことになり、重量が有るので古い瓦を降ろして耐震化した新工法により復元。新しく蘇った板蔵は、これからも家族を見守りながら過去から現在、未来へと時代をこれからも見据えて存在感を出しつつもひっそりと佇んで行くのでしょう。

栗原市志波姫


東日本大震災で被害を受けた直後の入母屋屋根の玄関の様子です。この現場は二階建ての現場でしたが、2階の棟が10箇所あるうち8箇所1階の屋根に落ちて、残った2箇所は屋根上で崩れていました。そのため、1階が全面的に破損し2階部はごちゃごちゃの状態でした。お施主様もどうしようか悩んだらしいのですが、やはり建てた時のイメージを崩したくないとのご希望で、利用可能な瓦はすべて再利用し、かなり高く積まれていた棟を外観があまり変わらないように調整しながら高さを変え、全数釘留めと棟は耐震工法で復元致しました。近隣の被害を受けた現場では2階の瓦を降ろした物件も多数あったようですが、地震からある程度年月が経ってくると、やはり格好が悪いのが目立ってきているようで、待ってでも瓦で直したほうが良かったというお話もあるみたいです。瓦は重いのには訳があります。暑さや寒さを和らげる他、屋根下地との空気層があるの、湿気の多い日本では適した屋根材なので、適切な工法さえしていれば何の問題もございません。そのためにも、きちんとした工法・それに伴うご説明など的確な対応が出来るよう、弊社では有資格者が現場対応しております。お気になる事がありましたら、現場でお話して下さい。その場でお答え致しますし、解りづらいことはデジタル機器を利用しながら、ご理解頂けるよう心がけております。

本いぶし瓦の美しさ


私達本職の瓦屋が一番美しいという意見が多いのが、この本いぶし瓦と呼ばれる瓦です。陶器瓦と若干製法が違い、陶器瓦は白地で焼いた物に釉薬を掛けもう一度焼き直す製法が一般的なのに対して、本いぶし瓦は白地で焼いた物に炭素のガスを掛けて燻製させて美しい銀色を表現します。解りやすく言えば、ナチュラルチーズとスモークチーズの違いなようなもので、ナチュラルチーズは当たり前の製法で当たり前の味と値段ですが、スモークチーズは手間がかかる分味や風味が違うのでナチュラルチーズよりは若干お値段が高いと思います。瓦も同じで、いぶし瓦の方が若干お値段は高いのですが、バリエーションが豊富なうえ、歴史も古い瓦なので独特の味わいとオリジナリティーを追求するにはいい素材だと思います。古い社寺仏閣に使われているものはこちらの瓦がほとんどです。


Since2012
角田瓦祥久




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